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研究概要
生命現象は、多様な分子や細胞が関与する複雑なネットワークにより成り立っています。また、生体は病原体などの外来異物を検知し、多彩な応答を示します。このような生体システムの分子基盤を理解するためには、応答に関わる分子を同定し、機能を明らかにすることが重要です。我々のグループでは、化合物を精密に作り分け、自在に編集できる有機化学的アプローチを用いて、生体ネットワークに関わる鍵化合物の探索?合成に取り組んでいます。そして鍵化合物の未知なる機能を解明し、新たな治療法を開発することを目指しています。
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- 研究室旅行(高知)に行きました(2024年10月25日)。
- MAIT細胞制御剤の開発に関わる論文 "Development of Ribityllumazine Analogue as Mucosal-Associated Invariant T Cell Ligands" がJ. Am. Chem. Soc.に掲載されました(2024年10月21日)。
- 岡 詩織さん(D2)が京都大学大学院薬学研究科から合流しました(2024年10月1日)。
- 3年生2名(上野 壯悟君、所 駿介君)が新メンバーとして加わりました(2024年7月1日)。
- 創薬有機化学分野 教授として、井貫晋輔が着任しました(2024年7月1日)。
- 創薬有機化学分野 研究室HPをリニューアルしました(2024年7月1日)。
研究ハイライト(最近の代表的成果、詳しくはこちらから)
自然免疫型T細胞を制御する人工リガンドを創製
J. Am. Chem. Soc. 2024, 146, 29964–29976.
doi: org/10.1021/jacs.4c12997
免疫賦活化能を有する古細菌脂質を発見―古細菌脂質はMincle受容体に認識される―
J. Am. Chem. Soc. 2023, 145, 18538–18548.
doi: org/10.1021/jacs.3c05473
自然免疫型T細胞を制御する生薬や食事成分由来のリガンドを同定
J. Med. Chem. 2023, 66, 12520–12535.
doi: org/10.1021/acs.jmedchem.3c01122
可視光応答性光触媒を用いて抗炎症作用を示すヒガンバナアルカロイドの全合成を達成
Angew. Chem., Int. Ed. 2020, 59, 21210–21215.
doi: org/10.1002/anie.202009399
アクセス
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