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多様な学問分野と充実のフィールドワーク 「私が地域デザインコースを選んだ理由」【淺野 蘭さん】

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2026年1月発行の「とくtalk」No.202では、2024年4月に総合科学部に新設された「地域デザインコース」を特集しています。
このコースを選択した学生3人に、これから学びたいことや将来の夢について話を聞きました。学外での地域活動にも積極的な3人が語るコースの魅力とは???。(取材/2025年11月)

 

総合科学部 社会総合科学科
地域デザインコース 2年
淺野 蘭(あさの らん)さん

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将来はサポート役として地域を支えたい
徳島の魅力を発掘する「阿波んかカード」プロジェクトも進行中

淺野さんは岡山県出身。お母様の実家が徳島県海陽町にあり、幼い頃から徳島には馴染みがあったといいます。
「海陽町の祖父母の家は電波も入らないような場所ですが、地域の人とおしゃべりしたり、農作業を手伝ったりしながら一緒に過ごす時間がいいな~と思っていました。そういう暮らしは私にとって“非日常”ですが、その地域には当たり前に存在していて、高齢化で失われつつある昔ながらの暮らしをどうしたら守っていけるかという思いから、地域デザインコースへ行こうと決めました」。
人口減少や過疎化、高齢化といった地域課題を「自分事」として捉え、深く考える姿勢は、田口太郎先生(大学院社会産業理工学研究部 地域科学分野)の「地域調査法」で学んだといいます。
「授業を選択している2年生全員が地域に行って、住民の方々と一緒にワークショップをするのですが、最初は『学生が行って何が出来るんだろう?』と思っていましたが、そこへ行って話すことでお互いに気づきがあり、解決の糸口が見えてくることもある。田口先生が地域の人と丁寧にコミュニケーションをとる様子を間近で見て、『あ、このゼミ、入りたいな』って思いました」。 
こうした体験は淺野さんが在籍している『地域実践研究会 NOROSHI』の活動にもいかされています。
『地域実践研究会 NOROSHI』は農家の支援活動や徳島市中心市街地で月に1回開催されるマルシェ『SunSunマーケット』への出店など地域貢献活動を行うサークルです。

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2025年は大阪?関西万博で開催された若者向けプレゼン大会「VISION MASHUP STAGE」に登壇し、徳島の魅力発信も行いました。
そこで提案したのが「阿波んかカード」プロジェクト。徳島で暮らす人にスポットをあて、その人が「残したいもの」や「ちょっとワクワクすること」などがカードに記してあり、カードを見た観光客がその人へ会いに行くことができるという仕掛けです。
「観光客に『地元の方と話すきっかけ』を提供しつつ、その土地を知るツールとしてカードを使ってほしい」と、一人ひとりが持つ魅力に焦点をあて、「暮らしに基づいた徳島らしさ」を伝えようと奮闘しています。
自分自身が主役となって活動するより、地域のサポート役になりたいという淺野さん。複雑に事情が絡みあう地域課題に対し、「少しでも地元の人が楽になれる提案ができる人材を目指したい」といいます。
「地域デザインコースの“デザイン”にはいろんな形があって、アート系もあれば、都市計画などもあり、言葉が示す範囲も広い。多様な分野に専門の先生方がたくさんいて、しかも個性的な先生が多いので、『自分のやりたいことができないんじゃないか』と思っていても、意外とできるのが地域デザインコース。進路に迷っている人や『徳大どうなんかな?』って思っている人は、意外とやりたいことが見つかるかもしれないので、受験を迷っている人は挑戦してみてほしいと思います」。

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