○徳島大学附属図書館貴重資料貸付規則

平成26年2月12日

附属図書館長制定

(趣旨)

第1条 この規則は、徳島大学附属図書館(以下「図書館」という。)において所蔵する貴重資料の貸付けに関し必要な事項を定めるものとする。

(貴重資料の貸付け)

第2条 附属図書館長(以下「館長」という。)は、図書館の業務に支障がない場合に限り、教育、学術及び文化に関する展示等を目的とする文化施設等に対し、貴重資料を貸し付けることができる。

(貸付けの申請)

第3条 貴重資料の貸付けを希望する者は、原則として当該貸付けを開始する日の2月前までに、貴重資料貸付許可願(別記様式第1号)次の各号に掲げる書類を添えて、館長に提出しなければならない。

(1) 展覧会等の開催要綱

(2) 警備、退避計画等

(3) 消防署立入検査通知書、意見書等

(4) 展示資料一覧

(5) 博物館設置条例(法人の場合は定款等)

(6) 貸付貴重資料の展示方法及び展示配置

(7) 文化施設等の概要

(8) その他参考となるべき事項を記載した書類

(貸付けの許可)

第4条 館長は、前条の申請を許可する場合は、次条第1項に規定する条件を記載した貴重資料貸付許可書(別記様式第2号)により、申請者に通知するものとする。

2 貸付けを受ける者(以下「借受者」という。)は、前項に定める貴重資料貸付許可書を受領した時は、速やかに貴重資料借受書(別記様式第3号)を提出しなければならない。

(許可の条件)

第5条 館長は、第2条の規定により貴重資料を貸し付ける場合には、次の各号に掲げる条件を付すものとする。

(1) 貴重資料の引渡し、維持、修理及び返納に要する費用は、借受者において負担すること。

(2) 貴重資料は、善良な管理者の注意をもって管理すること。

(3) 借受者が貴重資料に投じた修繕費等の必要経費及びその他の費用を請求しないこと。

(4) 貴重資料は、転貸し、又は担保に供しないこと。

(5) 貴重資料は、貸付目的以外の目的に使用しないこと。

(6) 貴重資料は、許可を受けた場所以外の場所で使用しないこと。

(7) 貴重資料は、貸付期間満了の日までに、指定の場所に返納すること。

(8) 貸付条件に違反したとき又は徳島大学(以下「本学」という。)において貸付けした貴重資料を必要としたときは、速やかに返納すること。

(9) 貴重資料を亡失し、又は損傷したときは、直ちに詳細な報告書を館長に提出し、その指示に従うとともに、その原因が天災、火災又は盗難に係るものであるときは、亡失又は損傷の事実及び理由を証する関係官公署の発行する証明書を添付すること。

(10) 貴重資料を亡失し、又は損傷したときは、原状に回復し、又は当該損害の額に相当する金額を弁償すること。

(11) 貸付けした貴重資料について館長が随時に実地調査し、若しくは所要の報告を求め、又は当該貴重資料の維持、管理及び返納に関して必要な指示をする場合は、これに従うこと。

(12) 貴重資料の撮影、複写、掲載及び放送等をしてはならない。ただし、貴重資料の特別利用の許可を受けている場合は、この限りでない。

(13) 万が一の事故等に備え、図書館を受取人とする損害保険契約を締結する等の措置を講じ、速やかに損害保険証書の写しを図書館に提出すること。

2 館長は、前項各号に掲げる条件のほか、必要と認める条件を付すことができる。

(貸付けの不許可)

第6条 館長は、第2条に掲げる場合であっても、当該貸付けの申請が次の各号のいずれかに該当すると認められる場合は、許可を行わないものとする。

(1) 貴重資料の保存に悪影響を及ぼすおそれがあるとき。

(2) 貴重資料の利用及び保管状況が不適切なとき。

(3) 貴重資料について著作権者又は所有権者等(以下「著作権者等」という。)がある場合において、当該著作権者等の同意を事前に得ていないとき。

(4) その他館長が貸付けには不適当と判断した場合。

2 貸付期間中に前項各号のいずれかに該当すると認められる場合は、借受者は図書館の求めに応じ速やかに貴重資料を返納しなければならない。この場合において、第8条に定める貸付料は返還しない。また、返納に伴う経費は借受者の負担とする。

(貸付期間)

第7条 貴重資料の貸付期間は、60日を限度とする。ただし、館長が特に必要と認めた場合は、1年を超えない範囲内でその期間を延長することができる。

(貸付料)

第8条 借受者は、徳島大学附属図書館料金規則(平成25年度規則第60号)に定める貴重資料貸付料(以下「貸付料」という。)を納付しなければならない。

2 前項の貸付料は、本学が発行する請求書により、原則として、当該貸付利用開始の3日前までに納付しなければならない。

(貸付料の返還)

第9条 既納の貸付料は、返還しない。ただし、本学の都合により貸付利用の許可を変更し、又は取り消した場合は、貸付料の全部又は一部を返還する。

(貸付料の免除)

第10条 館長は、許可の申請が、次の各号のいずれかに該当する場合は、第8条第1項の規定にかかわらず、貸付料の納付を免除することができる。

(1) 国、地方公共団体、国立大学法人又は独立行政法人が行う学術研究又は教育に係る事業の用途に供することを目的とする場合

(2) 本学の教育研究の用途に供することを目的とする場合

(3) 営利を目的としない学術研究又は教育に係る事業の用途に供することを目的とする場合

(4) 公共性のある報道機関の事業で本学の広報普及に役立つと認められる場合

(5) その他館長が認める場合

(損害弁償)

第11条 借受者は、貸付貴重資料を亡失し、又は損傷した場合は、その損害を弁償しなければならない。ただし、館長がやむを得ない事情があると認めた場合は、この限りでない。

(免責)

第12条 貴重資料の利用により発生した損害や紛争等については、図書館は一切の責任を負わないものとする。

(雑則)

第13条 この規則に定めるもののほか、貴重資料の貸付けに関し必要な事項は、館長が別に定める。

この規則は、平成26年4月1日から施行する。

(平成31年3月28日改正)

この規則は、平成31年4月1日から施行する。

(亚洲博彩十大网站排名_澳门足球博彩公司推荐【唯一授权十大网站】3年1月28日改正)

この規則は、亚洲博彩十大网站排名_澳门足球博彩公司推荐【唯一授权十大网站】3年4月1日から施行する。

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平成26年2月12日 附属図書館長制定

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