- 日時:平成30年10月4日(木) 参加者 52名
- 場所:井関松山製造所、三浦工業 北条工場及びショールーム
台風25号が沖縄西方の東シナ海を北上する中での松山市への見学会となり、天候が心配されましたがバスでの移動中だけに雨が降り、トイレ休憩でのサービスエリア、見学時には雨も降らず幸いでした。今回は平日の見学会でしたが初めて平成生まれの20歳代の人が2名参加で、30歳以下の会員についての工業会本部からの補助金(2,000円/人)をお渡ししました。ちなみに残りの参加者は30歳代1名、40歳代1名、50歳代2名、60歳以上が46名でした。
井関松山製造所では普段見かけない大型のトラクター、コンバインの見学。女性目線で開発?製造した農機具、野菜関係の農機具の展示見学。これからの農機具は人のアシストから車と同じで自動化へと進むと説明がありました。
三浦工業北条工場ではボイラの組立ラインの見学。部品の自社での製造、ベルトコンベアによる流れ作業であるが作業は固定のものではなく担当箇所が変わるということが驚きでした。
ショールームでは2代目三浦保氏の精麦機の事業スタートからボイラ製造へ、この時に徳島大学との共同研究開発等初期の工場立上げの話を聞きました。現在徳島大学卒業生は95名。ボイラ設備、水処理機器、船舶用機械、食品機械の展示及び軟水設備の試飲コーナーもありました。三浦工業といえばZボイラが有名ですが展示物の缶体形態を見てその名前の由来がよくわかりました。「世界一安くて良いボイラを創ろう」のスローガンの元、三浦工業の発展に徳島大学卒業生が貢献していることが頼もしかったです。
(電気49年卒 脇田芳典)