徳島大学60周年記念式典開催を機に,それに先だって徳島大学工業会ホームカミングデイを下記のように開催致しました。ホームカミングデイは今年5月の工業会総会時にも開催し,今回は本年度2度目の開催でした。今回は森吉元工学部長も出席され盛況のうちに行われました。
- 日時:平成21年11月2日(月)13:30~15:10
- 会場:工業会館2階セミナー室
- 参加者:25名(支部長3名を含む)
以下に今回開催したホームカミングデイの概要を報告致します。このホームカミングデイは橋爪庶務幹事の司会で始まり,最初に山本工業会理事長から挨拶を 頂きました。続いて,高麗工業会副理事長から徳島大学工学部,大学院の現状,徳島大学工業会と工学部との連携強化の取り組み状況(T&E会,電子 メールシステム等),工学部ならびに工業会の更なる活動のための募金活動の必要性についての説明およびその協力要請がありました。
その後,各学科から出席して頂いた先生方(建設工学科?山中先生,機械工学科?海江田先生,化学応用工学科?本仲先生,生物工学科?辻先生,電気電子工 学科?橋爪先生,光応用工学科?後藤先生,エコシステム工学専攻?上月先生)にご自身の学科?専攻における各種の取り組み,現状についての紹介がパワーポ イントを用いて行われました。
今回の徳島大学60周年記念事業の一環で,旧土木棟が建設されていた講義棟西側のスペースが常三島キャンパスのシンボルストリートとして整備されまし た。シンボルストリート内には喫茶店が新設され,憩いの場が作られました。そこには桜の他に徳島高等工業学校時代のシンボルであった蘇鉄が移植されていま す。そこで今回のホームカミングデイではその設計に関わった山中教授によってシンボルストリートの紹介が行われました。最後に大西工業会名誉会長から挨拶 を頂き,工業会館での工学部の現状紹介を終えました。
その後,工業会館から整備されたシンボルストリートに移動し,そこで見学会が開催されました。今回のホームカミングデイはちょうど大学祭3日目に行われた ので,工学部キャンパス内では多くの模擬店が設営され多くの学生がキャンパス内にあふれておりました。OBの方々は工業会館からシンボルストリートまでの 移動の際に,自分の学生時代のことを思い出されたことと思われます。見学会の後,「あの頃は工学部から徳島駅まで20分もかからずに歩いて行けたけど今日 はどうかなあ」と話されながら徳島駅ビル内の記念式典会場に向かわれたOBもおられました。
今回は記念式典がホームカミングデイの後に控えていたこともあり,工学部の現状紹介や見学を行うのに十分な時間が取れませんでした。ホームカミングデイ は次年度も開催する予定ですので,ぜひ来年のホームカミングデイにご参加頂き,この生まれ変わった工学部キャンパスをご自身の目でお確かめ下さい。