■内容
はじめに、近年の大学教育において「教育の内部質保証」が重視されている背景や、徳島大学が取り組んでいる全学的な教育改革について解説を行った。続いて、シラバスの役割や「徳島大学シラバス作成ガイドライン」を紹介し、シラバスを書く際の注意点や具体例を紹介した。最後に、チェックリストを用いて参加者自身がシラバスをチェックし、各自のシラバスにおける改善点を明確にした。
■開催日時
2021年1月14日(木)16:20~17:50
■参加者
13名(ZOOMによるオンライン)
■運営?講師
吉田 博(高等教育研究センター教育改革推進部門)
■成果と課題
プログラム終了直後、参加者を対象にアンケートを実施した。このうち、「今後の授業や教育活動に活かせる情報を得ることができた」、「本セミナーを受講したことによって新たな課題が見えてきた」、「本セミナーは今後の教育活動において有益なものであった」という設問では全員が肯定的な回答をしていた。自由記述からは、「作成の目的や方法について十分理解できていなかったことに気づくことができ、どう考えればいいかが理解できた」、「出席点の扱いについて理解できた」という意見が挙げられていた。これらの結果から、参加者がシラバス作成に関する具体的なアイデアを得たことや、担当授業のシラバスを見直す機会になったことが窺える。一方、改善点としては、シラバスチェックの時間が短かったことや参加者同士で共有する時間があれば良かったという意見が挙げられていた。解説の時間配分などを工夫して、参加者同士の意見交換を取り入れることで、より多くの事例が共有できるセミナーになるのではないかと考える。
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徳島大学全学FD推進事業も紹介していますのでぜひご覧ください!
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