口腔顎顔面矯正学の田中教授が大学間交流協定を結んでいるモンゴル国立医科大学から招聘状をいただき、歯学科歯科矯正学教室の研修生を対象としたマルチブラケット治療のタイポドント研修を実施しました。口腔顎顔面矯正学ではこれまで、同大学の卒業生4名を大学院生として受入れ、うち3名がすでに修了、帰国し、歯科矯正学教室の運営と後進の育成に携わっています。昨年も同タイポドント研修を実施し、32名の研修生が参加されていましたが、今年はタイポドントの不正咬合状態をよりモンゴル人の口腔内状態に特化したものに変更して研修を行った結果、37名の研修生が受講しました。モンゴル共和国における口腔衛生状態、公衆衛生に関する知識のレベルは日本と比較するとやや遅れていますが、矯正歯科の需要は今後益々増えていくことが予想されますので、今後も両大学間の交流事業として矯正歯科臨床に懸る教育研修活動を行い、交流を深めていきます。
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