創薬インキュベーションチームについて
設立目的
- 大学発の創薬シーズ(種)を育成し、ライセンスによる継続的な知財収入を獲得
- 特許化、共同研究、AMED事業採択等に必要な実証研究を支援
支援業務(主に化学合成、メディシナルケミストリー)
- 既知化合物の受託合成
- 合成検討が必要な新規化合物の受託合成
- 構造活性相関解析と新規化合物のデザイン提案
- 創薬全般に関する相談
※支援期間は1回につき最大3か月間(一つのプロジェクトでの占有を避けるため)
依頼手順と注意点
- 依頼者は「事前相談申込書」を提出していただきます。
- 創薬インキュベーションチーム(以下、チーム)から面談について依頼者にご連絡いたします。
- 面談では、研究説明資料(研究内容、依頼業務、関連文献等)をご提示ください。
秘密情報として取り扱います。 - 面談の後、チームから支援の可不可のご連絡をいたします。
- 支援が可能となった場合、依頼者は「支援業務申込書」をご提出ください。
- チームより「支援業務決定通知書」を依頼者にお送りいたします。
- 支援業務実施後、成果物の提供と「支援業務結果報告書」を依頼者にお渡しいたします。
※図をクリックすると拡大図が表示されます。
支援業務例
既知化合物の受託合成(入手可能性の調査含む) | |
例 | ?文献、特許に記載の化合物(購入、入手できないもの) ?活性化合物の動物試験のためのスケールアップ合成(入手困難なもの) |
合成検討が必要な新規化合物の受託合成 | |
例 | ?新たに設計(デザイン)した化合物合成 |
構造活性相関解析と新規化合物のデザイン提案 | |
例 | ?ヒットやリードの類縁化合物の構造活性相関を確認したい ?特許出願や共同研究、AMED支援申請のため、実証データを追加したい |
創薬全般に関する相談 | |
例 | ?特許出願時に備えるべきデータは? ?新たな疾患ターゲットを見つけたが、製薬企業は興味を示すか? ?どのようなデータがあれば製薬企業と共同研究の交渉が出来るか? |
支援が難しい業務 | |
例 | ?化学合成できないもの(蛋白など) ?合成難度の高い化合物(危険反応、不安定化合物など) ?長鎖の核酸(合成機器が無いため) ?共同研究や特許出願を予定していないもの ?入手容易な化合物 |
業務料金について
徳島大学の教職員
- 実費額(原材料、試薬等消耗品費及び研究機器使用料)
- 管理費(実費額の3割)
徳島大学発ベンチャー企業
- 実費額
- 人件費(人件費相当額*の5割)
- 管理費(実費額+人件費の合計額の3割)
その他センター長が認める者(学外)
- 実費額
- 人件費(人件費相当額*の10割)
- 管理費(実費額+人件費の合計額の3割)
*1日あたりの人件費相当額単価:18,000円(消費税及び地方消費税別)
Q&A
Q1 | 依頼したいことがまだ漠然としているが、依頼できるか? |
A1 | まずは「相談申込」で研究内容と目的に関して、面談させてください。面談しながら、可能な支援業務をご提案します。 |
Q2 | 支援業務は、どの程度の期間で費用はどのくらいになるか? |
A2 | 支援内容によりますが、期間は合成であれば1工程/1日が基準です。支援業務料は学内であれば「実費額」程度なので、数万円~数十万円程度を想定しています。「実施期間」は面談後に亚洲博彩十大网站排名_澳门足球博彩公司推荐【唯一授权十大网站】らせします。 支援業務料は毎月末までに経費の振替していただきます。 |
Q3 | 知財の取扱いはどうなるのか? |
A3 | 徳島大学職務発明規則に則ります。支援業務において新たな着想?発明を行えば、創薬インキュベーションチームの当該者も発明者となる可能性があります。 学外からの支援依頼では、委託研究契約に基づいて判断します。 |
Q4 | どの程度の依頼案件数に対応できるのか? |
A4 | 依頼業務の内容によりますが、基本は専任教員1名1案件を担当します。専任教員が2名になれば、2案件を並行して進めることを想定しています。 |
業務実施要領?申請書類
お問い合わせ先
創薬インキュベーションチーム(創薬IT)
souyaku-it@ml.tokushima-u.ac.jp